2016年9月30日
NTTグループでは、環境活動推進の指針として、ステークホルダの皆さまと共に創りあげていく地球環境の未来像と、私たちがどのような企業でありたいかを描き、それを「NTTグループ環境宣言」としてまとめました。
また、環境宣言で掲げた未来の実現に向けた道しるべとして、NTTグループにおける環境に関する重点課題を、2030年度までの環境活動の目標である「環境目標2030」に設定しました。
2010年にNTTグループ環境ビジョン「THE GREEN VISION 2020」を掲げてから5年が経過しました。これを機会に、その間に大きく変化してきた地球環境に関する世の中の動向を見据えつつ、2020年からさらなる未来をめざして、私たちNTTグループの環境活動を見直しました。
情報通信技術は、その活用によって、気候変動問題だけでなく、化石資源・鉱物資源の有効利用や化学物質、水資源・森林資源の保護や生物多様性など、さまざまな環境課題の解決に貢献することが期待されています。
この期待に応えていくための思いを込めて、私たちが自ら取り組み、ステークホルダの皆さまとも共に作り上げて行く地球環境の未来像と、その中で私たちがありたい姿、そしてその実現に向けた環境活動のあり方をまとめたものが「NTTグループ環境宣言」です。
「人と地球が調和する未来」、そこでは世界中のあらゆるものがつながる持続可能な社会が実現されている、そのような未来の実現に向けて、私たちNTTグループは環境貢献の最先端企業の一員として、力を十分に発揮できることをめざし、グループが一体となって日々の環境活動に取り組んでまいります。
顕在化するさまざまな環境課題から、NTTグループにおける重点課題の絞り込みを行いました。この結果、社会全体でとくに重要な環境課題として「気候変動」「生態系」が、NTTグループの事業活動上でとくに重要な環境課題として「気候変動」「エネルギー(電力)」「資源」が特定されました。
特定された重点課題は、環境宣言で掲げた未来の実現に向けた道しるべとして、2030年度までの環境活動の目標である「環境目標2030」に設定しました。
社会のあらゆる活動からのCO2排出量が少なく(低炭素)、かつ気候変動にも適応している未来の実現に向けて、「社会からのCO2排出削減貢献量」「NTTグループの事業(通信事業)の電力効率」「気候変動適応への貢献」について、目標を設定しています。
資源が持続的に利用可能な未来に実現に向けて、「廃棄物の最終処分率」について、目標を設定しています。
生命にあふれ、自然界からの恵みを持続的に享受できる未来の実現に向けて、「生態系保全の取り組み」について、目標を設定しています。
目標達成に向けては、社会全体でとくに重要な環境課題に対しては、ICTサービスや最先端技術の提供、社員による活動など、あらゆる活動を通じて解決に貢献し、また、NTTグループの事業活動上でとくに重要な環境課題については、事業活動の環境負荷低減に向けた取り組みを進めていきます。
NTTグループの環境への取り組みについては、次のホームページで公開しています。
本件に関するお問合せ先
日本電信電話株式会社
環境推進室
メールフォーム: ( NTTグループ環境活動のお問い合せ)
電話:03-6838-5304/FAX:03-6838-5349
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