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2020年4月30日

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Metro Ethernet Forumにおける5G時代のxHaul/ネットワークスライシング技術を策定したホワイトペーパの公開について

NTT情報ネットワーク総合研究所は、米国のネットワーク技術標準化団体Metro Ethernet Forum(MEF)において、このたび、NTTが主導してまとめた、5G時代のxHaul※1共用化とネットワークスライシング技術のアーキテクチャ・ユースケースをホワイトペーパとして公開しました。

背景

NTT情報ネットワーク総合研究所は、MEF19(関連リンク)においてパートナーとともに「Network Slicing Implementation 2019 Award」を受賞したPoC「5G xHaul Sharing Slices with LSO Orchestration」など、複数事業者間でのネットワークスライスを活用した相互接続とオーケストレータ間連携による自動制御技術の研究開発を通じ、5G時代のxHaulの共用化と制御技術の研究開発を進めてきました。

MEF19でのPoC受賞によりMEFにおいてxHaul共用化とネットワークスライス技術適用に注目が集まりました。その後も、NTT主導のもと、参加各社を中心にアーキテクチャ・ユースケースの検討を共同で進めてきました。

概要

今回は、xHaulの事業者間接続とネットワークスライシングの適用による事業者間のネットワーク制御・管理の観点から、xHaul共用化のキャリア共通仕様策定をめざし、ユースケースを持ち寄り、ホワイトペーパにまとめました。

今後も、これらのユースケースをもとに、キャリア共通の要求条件の抽出と要件に基づくアーキテクチャ・技術仕様を検討し、MEF仕様※2への反映を含めた国際標準化を進めることで、パートナーを拡大しながらNTTが提案するxHaul共用化/ネットワークスライシング技術の普及をめざしていきます。

※1 xHaulは5Gのアンテナ~基地局・基地局~5Gコアのトランスポート・ネットワークの総称であり、Mobile Front Haul (MFH)、Mobile Mid Haul(MMH)、Mobile Back Haul(MBH)を指します。

※2 Metro Ethernet Forumにて策定されたオーケストレータ間およびオーケストレータとSDNコントローラ間の制御仕様。

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