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2022年6月15日

受賞・表彰

東京2020オリンピックで実現した新たな観戦体験がデジタルサイネージアワード2022で優秀賞を受賞

NTTは昨年(2021年)、超高臨場感通信技術Kirari!を用いて、東京2020オリンピックのスポーツ観戦体験の再創造にチャレンジし、その取り組みがデジタルサイネージアワード2022の優秀賞に選ばれました(主催:一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム)。
 会場に一同に会することが難しいコロナ禍において、離れた場所にいても、試合会場にいるかのような観戦体験を、セーリング・バドミントン・マラソンにおいて再創造しました。セーリング競技では、5Gを使って競技映像をリアルタイムに洋上55mのワイドビジョンに伝送し、あたかもクルーズ船の特等席からレースを観戦しているような体験を提供しました。バドミントン競技では、競技映像から、選手とシャトルのみを抽出して、実物大に再現した遠隔地のコートにホログラフィックに表示させ、臨場感をそのままに伝え、あたかも実際の試合会場で観戦しているような体験を提供しました。マラソン競技では、競技会場(札幌)と応援会場(東京)を超低遅延通で接続することにより、これまで課題だった遅延を限りなくゼロに近づけることで、離れていても一体感を生み出す観戦体験を提供しました。
 これら離れた場所においても通信テクノロジによって臨場感を提供する取り組みが評価され、今回の受賞に至りました。

【セーリング】洋上に浮かべた55mの超ワイドディスプレイ 【セーリング】洋上に浮かべた55mの超ワイドディスプレイ

【バドミントン】実物大に再現したコートに選手とシャトルをホログラフィック表示させた環境 【バドミントン】実物大に再現したコートに選手とシャトルをホログラフィック表示させた環境

【マラソン】超低遅延通信で接続したディスプレイ 【マラソン】超低遅延通信で接続したディスプレイ

【受賞業績】

<優秀賞>東京2020オリンピックにおける新たな観戦体験の創造

(参考)デジタルサイネージアワード2022

https://digital-signage.jp/openevent/award/2022front/当該ページを別ウィンドウで開きます

(参考)東京2020オリンピックにおける新たな観戦体験の価値

【セーリング】5Gを用いたセーリング競技中継において、巨大な超ワイド映像を海上に浮かべたことにより、映像と空・海が融合され、空間まるごとワープしてきたかのような臨場感を提供しました。

NTTリリース:https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/07/01/210701a.html

【バドミントン】バドミントン中継においては、競技会場から伝送された選手やシャトルの映像を、遠隔会場に再現された実物大のコート上に、試合会場の位置情報を保ちながら、ホログラフィックに投影したことで、あたかも目の前で実際に選手が競技しているかのような、試合空間そのままの臨場感を実現しました。

NTTリリース:https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/07/29/210729a.html

【マラソン】マラソンの中継では、遅延の課題に取り組みました。通常の遅延環境では、遠隔地の応援者が、ランナーの映像を見て声援を送ったとしても、既にランナーが走りすぎてしまっていて、声援はランナーに届きません。遅延を限りなくゼロにすることで、東京ではまるでランナーが目の前を走るかのように、札幌ではまるで観客が沿道に立って応援してくれているかのような臨場感を提供しました。

NTTリリース:https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/08/07/210807a.html

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