検索パネルを開く 検索パネルを閉じる メニューを開く メニューを閉じる

2025年5月21日

お知らせ

「第12回NTT GROUPサステナビリティカンファレンス」表彰式の開催について

NTTグループでは、2013年より、国内外のグループ各社が取り組む持続可能な社会に貢献する施策を披露・共有する目的で「NTT GROUP サステナビリティカンファレンス」を実施しています。「新たな価値創造とグローバルサステナブル社会を支えるNTTへ」の取組みを推進するため、各社のサステナビリティ施策が集まり、18カ国・地域より過去最多169件のエントリーがありました。この度、受賞施策が決定し、関係者が自社の施策をプレゼンテーションする表彰式を5月21日(予定)に開催いたします。優良施策の共有、事例の水平展開を通じ、サステナビリティに対する意識、関心がますます高まりを見せています。本カンファレンスを通じて各社の施策をグローバル社会に発信し、NTTグループは今後もサステナビリティの実現に向けた取り組みを推進していきます。

2023 NTT GROUP SUSTAINABILITY CONFERENCE サステナビリティカンファレンス開催! 「Self as We」のもと持続可能な社会に貢献

1.第12回NTT GROUP サステナビリティカンファレンス 表彰式概要

日時: 2025年5月21日(水)
表彰対象: NTTグループ各社(国内:5社、海外:5社)
内容: 受賞施策の発表・表彰等
全169施策のエントリーから選ばれた最優秀賞5施策、優秀賞5施策を表彰

2.最優秀賞施策の概要

国内外のNTTグループ会社の施策から選出された最優秀賞施策は、社会課題解決への貢献度、NTTグループの独自性・先進性、ステークホルダーのニーズを満たすパートナー連携、企業の成長、事業の広がりへの展望が感じられ、持続可能なグローバル社会の実現に貢献し、ビジネスとサステナビリティの両立にチャレンジする取り組みとなっています。5月21日の表彰式当日、NTTグループ幹部の審査により、最優秀賞施策の中からMVPが選出されます。

(1) NTTコミュニケーションズ
森かち~カーボンクレジットで森林の価値を創造~カーボンクレジットの認証・取引プラットフォーム~

  • 森林由来J-クレジットの創出・審査・取引を包括的に支援するプラットフォーム「森かち」を住友林業と共同で作りました。
  • 日本で初めて森林クレジットの創出者・審査機関・購入者それぞれに対してGIS(地理情報システム)機能を提供することで発行プロセスの効率化とクレジットの信頼性向上を実現し、森林クレジットの創出・流通活性化により、森林の適切な保護と、それに関わる人の環境意識醸成、企業と地域の交流を促し、サステナブルな社会の実現と、地域創生を目指しています。

画像:(1) NTTコミュニケーションズ 森かち~カーボンクレジットで森林の価値を創造~カーボンクレジットの認証・取引プラットフォーム~

施策内容詳細 https://group.ntt/jp/sus_conf/A39.html

(2) NTT DATA Portgal(ポルトガル)
水生生物モニタリングにおけるAI搭載のコンピュータービジョン
~AIを活用したダム内魚道の環境調査精度の改善~

  • ダムの魚道を利用する魚類個体群を恒常的にモニタリングするためのシステムを構築し、再生可能エネルギーの大手企業EDP社と共同で透明度の低い水でも9種類の魚類とゴミを検出・分類し、ウナギやその他の魚類を非常に高い精度で検出する仕組みを構築しました。
  • これまで人力でおこなわれてきたモニタリングの労力が自動化・大幅に削減され、ダムで働くメンバーが本来業務である生態系保全活動に注力することができるようになりました。

画像:(2) NTT DATA Portgal(ポルトガル) 水生生物モニタリングにおけるAI搭載のコンピュータービジョン ~AIを活用したダム内魚道の環境調査精度の改善~

施策内容詳細 https://group.ntt/jp/sus_conf/B09.html

(3) NTT東日本
エネルギーの地産地消による循環型社会の形成~バイオマス発電の排熱を活用した特産品開発~

  • NTT東日本グループでは、地域の未利用資源を活用し、エネルギーの地産地消による循環型社会の形成に取り組んでいます。木質バイオマス発電とその過程で生じる熱エネルギーを食農分野に活用し、地域に新たな産業と雇用を生み出すプロジェクトをスタートさせています。
  • フォレストエナジー株式会社と共同で森の手入れにより発生する未利用材を木質チップにし、地域の廃校に木質バイオマス発電施設を設置しました。そして、森林と熱エネルギーとの親和性が高い菌床きのこ栽培とドライフード製造を展開し6次産業化によるフードロス対策にも寄与しています。

画像:(3) NTT東日本 エネルギーの地産地消による循環型社会の形成~バイオマス発電の排熱を活用した特産品開発~

施策内容詳細 https://group.ntt/jp/sus_conf/A36.html

(4) NTT DATA EUROPE & LATAM(スペイン)
MeetZero ウォーター・クレジット~スペインにおける水クレジットの認証・発行プラットフォーム~

  • 水資源の保全活動に金銭的な定量価値をもたらす「ウォータークレジット」市場において、水管理サービスにおける世界的リーダーであるヴェオリア社と共同で、ウォータークレジットのモニタリング、認証、発行を行うプラットフォーム「MeetZero」を開発しました。
  • 水資源に課題を抱えるスペインにおいて、アンダルシア地方の湿地復元など、ヴェオリア社のプロジェクトに参画し、削減量合計13,065,000㎥に相当する13,065のCAPs(1Capsあたり100ユーロで取引)を創出しています。

画像:(4) NTT DATA EUROPE & LATAM(スペイン) MeetZero ウォーター・クレジット~スペインにおける水クレジットの認証・発行プラットフォーム~

施策内容詳細 https://group.ntt/jp/sus_conf/B15.html

(5) NTTデータグループ
バッテリートレーサビリティ基盤の実現~電気自動車のバッテリーリサイクル情報を可視化~

  • 経済産業省が提唱する「ウラノス・エコシステム」の最初のユースケースとして「バッテリートレーサビリティプラットフォーム」の商用サービスプラットフォームを開始し、製造・利用・廃棄まで、サプライチェーン横断での見える化を実現しました。
  • 電気自動車向けのカーボンフットプリント情報集計やリサイクル・リユース情報等を可視化し、自動車業界のビジネス革新を支援しています。

ウラノス・エコシステムについて(外部サイト・経済産業省)https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/digital_architecture/ouranos.html当該ページを別ウィンドウで開きます
様々な社会課題に対し企業や業界、国境をまたぐ横断的なデータ共有やシステム連携を実現させる社会づくりを目指すイニシアティブ

画像:(5) NTTデータグループ バッテリートレーサビリティ基盤の実現~電気自動車のバッテリーリサイクル情報を可視化~

施策内容詳細 https://group.ntt/jp/sus_conf/A37.html

トピックスに記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。