NTTグループは2023年より、公益社団法人日本プロサッカーリーグ（以下、Jリーグ）の気候アクションパートナー（気候変動に対する取り組みを協働で推進するパートナー）となり、「多くの人が気候アクションに参加しやすくなる仕組み」をつくって各地に広げるプロジェクト「THI!NK THE BALL PROJECT^®※1」をJリーグとともに立ち上げました。2024年からは参加を15クラブに拡大し、7/1より「日々の気候アクションが好きなクラブの応援になる」仕組みをスマホアプリで提供開始。気候変動問題の解決と地域創生を実現するために、NTTグループとJリーグ、Jクラブが協力して、ファン・サポーター、地域の皆さまと各地で気候アクションを盛り上げていきます。

NTTグループは中期経営戦略の柱の一つに「循環型社会の実現」を掲げています。2023年には、グリーントランスフォーメーションに関するグループ共通ブランド「NTT G×Inno^®※2（エヌティティ ジーノ）」も立ち上げ、グループで協力して脱炭素社会の実現に取り組んでいます。

Jリーグは1993年の開幕以降、地域と一体となってホームタウン活動を行ってきました。近年は気候変動によりフットボールやその基盤である社会そのものまでもが脅かされつつあることから、気候変動問題の解決と地域創生の重なる領域として「気候アクション」にも取り組んでいます。

両者がそれぞれ取り組む中、気候アクションをより多くの人に広げて、循環型社会を各地で実現するには、Jリーグ・Jクラブのコンテンツ力と、NTTグループのテクノロジーの掛け合わせに可能性があると考え、協働で「TH!NK THE BALL PROJECT」を立ち上げるに至りました。

「TH!NK THE BALL PROJECT」の「TH!NK」には、みんなで試行錯誤する、知るだけではなく考えて行動する、という想いを込めています。

気候変動問題に対しては「興味はあるが行動できていない」人が多く、「何をすれば良いか分からない」「一人でやっても何も変わらない」という声が聞かれます。一方で「誘われれば、自分も一緒に行動したい」と考えている人も多いとされています。
　そこで「TH!NK THE BALL PROJECT」では、多くの人が「何をすれば良いか分かり」「楽しみながら続けられて」「身近な人を誘いたくなる」ことをめざし、「日々の気候アクションが好きなクラブの応援になる」仕組みを開発して、スマホアプリを通じて提供することから始めています。

スマホアプリには、NTTデータの「fowald^®※3」を採用しています。「fowald」は日々の行動が好きなコミュニティの応援につながるアプリです。

スマホアプリによって気候アクションへの参加者を増やしながら、Jクラブが地域のハブとなり、地域の企業や自治体・学校と連携することで、各地で「マイボトル用の給水スポットが増える」「地域でEVバスが走る」といった変化を促進していきます。
　NTT東日本・NTT西日本をはじめとした、地域GXや地域創生に取り組んでいるNTTグループ各社もその連携に加わり、GXソリューションの地域実装を進めます。

また秋頃には、NTT Digitalのデジタルウォレットを「fowald」アプリに組み込むことで、アプリ利用者が特別な対応を意識することなくweb3技術にアクセスできるようにする予定です。それによって、アプリを通じた気候アクションの活動証明を改ざんや捏造ができないNFTとして発行したり、リワードにNFTの所有証明を追加することで所有価値を高めたりするなど、多くの人がより気候アクションに取り組みたくなる新しい利用体験を実現します。

NTTグループとJリーグは、今後も多くのファン・サポーター、そして地域の皆さまとともに各地で活動の輪を広げながら、気候変動問題の解決と地域創生の実現を進めていきます。

TH!NK THE BALL PROJECT
https://think-the-ball.com

NTTデータ「fowald」
https://fowald.com/

NTT G×Inno
https://group.ntt/jp/group/nttgxinno/

^※1「TH!NK THE BALL PROJECT」は、日本国内における公益社団法人 日本プロサッカーリーグと日本電信電話株式会社の登録商標です。

^※2「NTT G×Inno」は、日本電信電話株式会社の登録商標です。

^※3「fowald」は、日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。