「九月南座超歌舞伎」を開催
～"ICTを用いた新たな歌舞伎"２年ぶりとなる商用公演第二弾～

「超歌舞伎」は、2016年より松竹と株式会社ドワンゴが共同製作し、ニコニコ超会議内で公演を重ねてきたもので、日本の伝統芸能を代表する歌舞伎とNTTの技術をはじめとする最新テクノロジーが融合した全く新しい歌舞伎として、高い評価を得てまいりました。

　2019年8月、歌舞伎と最新のICT技術のコラボレーションによる新たな歌舞伎の商用公演第一弾として公演を行った"南座新開場記念「八月南座超歌舞伎」"（※1）では、歌舞伎ファンのみならず、若い世代やインバウンドなど幅広いお客様に観劇いただき、大きな反響を頂きました。
　昨年予定しておりました「六月南座超歌舞伎」は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となりましたが、今回の公演にて2年ぶりに「超歌舞伎」を歌舞伎発祥の地、京都・南座にてお楽しみいただきます。NTTの超高臨場感通信技術「Kirari!」を用いた演出も、超歌舞伎ではおなじみの演出となった"分身の術"に加え、本物を超える体験を提供する"超越の術"の実現にチャレンジします。
　また、今回の「九月南座超歌舞伎」では、ニューノーマル時代の新たな公演の姿をめざして、公演のオンライン配信を予定しております。

^※1 https://www.ntt.co.jp/news2019/1903/190325a.html

1．「九月南座超歌舞伎」開催概要

演目 ：

映像	超歌舞伎の魅力
一．	都染戯場彩(みやこぞめかぶきのいろどり)
二．	御伽草紙戀姿絵(おとぎそうしこいのすがたえ)

キャスト ： 中村獅童、初音ミク
中村蝶紫、澤村國矢ほか

スケジュール　：
　9月3日（金）初日→26日（日）千穐楽

リミテッドバージョンは、「映像　超歌舞伎の魅力」及び『御伽草紙戀姿絵』の上演。
一部配役も本公演とは異なります。

観劇料　：

主催 ： NTT・松竹パートナーズ

製作 ： 松竹株式会社／日本電信電話株式会社／株式会社ドワンゴ

^※公演・配信のスケジュールなど、最新情報は「九月南座超歌舞伎」特設サイトにてご確認ください。
　 https://chokabuki.jp/minamiza

^※なお、超歌舞伎『御伽草紙戀姿絵』は、4月24日（土）・25日（日）に幕張メッセで行われる「ニコニコネット超会議2021」でも上演いたします。詳細は、超歌舞伎特設サイトをご覧ください。
　 https://chokabuki.jp/2021chokaigi/

2．今後の展開

本公演を通じて、新たなマーケットでの様々な事業機会に対応できるよう両社でエンターテイメント分野の知見を蓄積するとともに、今年度までの共同公演等によるビジネス性検証を踏まえ、歌舞伎およびその他のエンターテインメントとICTとの融合によるビジネス拡大をめざしていく予定です。