2021年12月 2日
日本電信電話株式会社
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田 純、以下「NTT」)は、公益社団法人 企業情報化協会が主催する「2021年度(第39回)IT賞(*1)」において、「IT奨励賞(トランスフォーメーション領域)」を受賞しました。
「IT奨励賞(トランスフォーメーション領域)」については、エヌ・ティ・ティ・ビジネスアソシエ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 真治、以下NTTビジネスアソシエ)、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒岩 真人、以下 NTTコムウェア)と連名での受賞となります。
NTTグループには多種多様な業種・業態の企業があり、タレント(社員のスキル等)情報管理や育成・評価プロセスが煩雑化しており、運用を支えるシステムのコスト面でも課題がありました。時流に即したタレント情報の把握・活用促進、社員一人ひとりのキャリア形成向上に向けた環境の提供・エンゲージメントの向上およびシステムコストの改善をめざし、NTTグループ全体の業務プロセスの統一化、システムプラットフォームの統合に取り組んできました。
NTTがプロジェクトオーナーとしてグループ全体をけん引、業務オーナーであるNTTビジネスアソシエによる情報管理の正規化や業務プロセスの統一化、システムオーナーであるNTTコムウェアの大規模開発のプロジェクト管理力・技術力を結集することにより、約1年間という短期間でNTTグループ約80社20万人の社員が利用するタレントマネジメントシステムのプラットフォームを統合しました。また、統合後もさらなる業務効率化や機能提供により、サービスの活用を進めています。
このたびは、本プラットフォームが「IT奨励賞(トランスフォーメーション領域)」を受賞しました。ビジネス変革を進めなければならないトランスフォーメーションの時代において、企業内の資源を「見える化」することは有益であり、グループ企業横断の人的資源のプラットフォームが壮大なトランスフォーメーションへの第一歩として評価されております。
会社名 | 主な役割 |
---|---|
NTT | プロジェクトオーナーとしてNTTグループ全体をけん引。 |
NTTビジネスアソシエ | 業務オーナーとして情報管理の正規化や業務プロセスの統一化を実施。 |
NTTコムウェア | システムオーナーとして大規模開発のプロジェクト管理力・技術力を提供。 |
NTTは今後も、AIやデジタル技術を活用した社会的課題の解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
*1:IT賞は、日本の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上等、"ITを高度に活用したビジネス革新"に顕著な努力を払い成果を挙げたと認めうる企業、団体、機関および個人に対して、公益社団法人企業情報化協会が授与するもの。「IT奨励賞」はその成果について将来性・発展性が認められるものに対して授与される賞。
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