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2016年2月16日

お知らせ

スマートフォンサイズの小型「ぶるなび」端末を開発

日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下NTT)では、人間の錯覚を利用して「あたかも手を引かれるような感覚」を生み出す装置「ぶるなび」の研究開発を推進していく中で、このたび、スマートフォンサイズに一体化した試作機を開発いたしました。

これまでの「ぶるなび」では、振動強度を確保するために振動部と制御部を分離していたため、両者を有線で接続する必要がありました。今回の試作機では、振動に用いるアクチュエータの実装方法と振動パターンの最適化を進めることで、振動部と制御部の一体化に成功しました。これによって、片手で保持可能な軽量性と、スマートフォンサイズの持ちやすい形状を実現いたしました。

今回の試作機ではBluetoothを用いた無線インタフェースを有しており、スマートフォンやBLEビーコンなどと組み合わせた歩行者ナビゲーションも実現可能です

なお、本試作機は、日本電産セイミツ株式会社とのコラボレーションによって、同社のアクチュエータ技術を用いて製作いたしました。

「ぶるなび」は、今回開発した試作機以外にも、米国ラスベガスで2016年1月6日~9日に開かれたCES2016にて展示した、ヘッドマウント型ディスプレイと組み合わせたVRのデモンストレーションでも多くの企業から反響を得ており、今後、導入に向けたさらなる改善に取り組むとともに、さまざまな企業とのコラボレーションを通じて実用化を加速していきます。

写真:小型化した新型端末 小型化した新型端末



本件に関するお問合せ先

日本電信電話株式会社
先端技術総合研究所 広報担当
電話:046-240-5157
E-mail:a-info@lab.ntt.co.jp

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