超大容量伝送を実現する無線空間制御技術の研究開発と実用化への貢献により第68回前島密賞奨励賞を受賞

日本電信電話株式会社 情報ネットワーク総合研究所 アクセスサービスシステム研究所の村上友規が第68回前島密賞奨励賞の受賞者に選ばれました。

村上氏は、従来比2倍以上の大容量伝送を実現する無線空間制御技術の考案及びシステム開発を世界に先駆けて完了させ、工場やイベント会場等の無線機器が多数利用される環境における無線ネットワークの大容量化に多大な貢献をしたことが評価されました。
　現在も6G時代に向けた革新的な無線通信技術に関する研究開発を進めており、今後のネットワーク社会の進歩発展に資する更なる功績が期待されます。

前島密賞は、逓信事業の創始者「前島密」の功績を記念し、その精神を伝承発展せしめるため、昭和30年（1955年）に設けられ、情報通信および放送の進歩発展に著しい功績のあった方々に贈呈される賞です。奨励賞は、情報通信・放送分野において、現に活躍するとともに実績を上げており、今後もなお一層の功績が期待される方々に贈呈される賞です。

【受賞業績】

超大容量伝送を実現する無線空間制御技術の研究開発と実用化

【参考】

村上友規特別研究員の紹介
https://www.rd.ntt/organization/researcher/special/s_063.html