2025年6月12日
受賞・表彰
日本電信電話株式会社 IOWN総合イノベーションセンタ ネットワークイノベーションセンタの古賀淳一 担当部長、津野昭彦 担当部長が、NTTアドバンステクノロジ株式会社の上茶雄 主幹技師、NTT-ATシステムズ株式会社の柴田高穗 主幹担当部長、NTTテクノクロス株式会社の松村裕亮 マネージャー(受賞当時の所属/役職)と連名で令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)の受賞者に選ばれました。
古賀氏、津野氏らは、現在固定電話を提供するPSTN(公衆交換電話網)で利用している各種交換機等が今後維持限界を迎えることから、PSTNマイグレーション(固定電話の中継網のIP網への移行)および国内事業者間のIP相互接続を実現するシステム開発に取り組み、(1)固定電話の中継網をIP化する技術、(2)IP網の相互接続技術、(3)IP網への移行に対応した緊急通報技術などの開発ならびに標準化対応を行いました。本成果により、ライフラインでもある音声通信サービスの品質・利便性を維持したままサービス中断することなく移行を実現し、国民生活や通信行政への影響回避に貢献したことが評価されました。
科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)は、社会経済、国民生活の発展向上等に寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発もしくは発明を行った者に贈呈される賞です。
<科学技術賞(開発部門)> PSTNマイグレーションおよびIP相互接続のシステム開発
令和7年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者の決定等について(文部科学省)
古賀 淳一
津野 昭彦
上茶 雄
柴田 高穗
松村 裕亮
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