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2026年3月 3日

受賞・表彰

神奈川県立横須賀高等学校と共同で考案した認知症啓発ツールがオレンジイノベーション・アワード2025(経済産業省主催)の【アイデア賞】および【本人賞】を受賞

NTT株式会社人間情報研究所(以下、NTT人間情報研究所)と神奈川県立横須賀高等学校(以下、横須賀高校)が共同で考案した「認知症にやさしい社会へむけたポジティブすごろく~認知症当事者の気持ちを知って、みんなで考えよう~」が、オレンジイノベーション・アワード2025の【アイデア賞】および【本人賞】を受賞しました。※1

オレンジイノベーション・アワード※2は経済産業省の主催で、認知症の人の生活課題解決ややりたいことの実現の助けとなる製品・サービスの開発が様々な業界・領域にて推進され、「当事者参画型開発」の認知が広がり、共生社会が実現されることを目指し、当事者参画型開発に取り組む企業・団体等を表彰することを目的とした取り組みです。
 オレンジイノベーション・アワード2025は2026年2月26日に表彰式が開催され、そこで本受賞が発表されました。

  • 【アイデア賞】: アイデア部門(販売・提供開始前の製品・サービスのアイデア)のうち、審査員全員の総合得点が最も高かった企業に対する表彰
  • 【本人賞】: 全応募のうち、認知症である審査員の総合得点が高かった企業に対する表彰

この度受賞した「認知症にやさしい社会へむけたポジティブすごろく~認知症当事者の気持ちを知って、みんなで考えよう~」は、横須賀高校の生徒が、NTT人間情報研究所の支援のもと、若い世代へ「認知症の前向きなイメージ」を伝え「当事者それぞれの希望や能力を尊重する関わり方」を考えるきっかけとなるすごろくを考案したものです。生徒たちは、かながわオレンジ大使※3らとの対話を通じて当事者視点で問題を捉え、当事者に対する社会の認識を変えるための啓発ツールとしてすごろくの発案に至るとともに、コンセプト段階から当事者や家族、ケアワーカーらの意見を取り入れながら試作品を繰り返し作成する共創アプローチを実践してきました。表彰式では審査員の方から「今までのすごろくと違って当事者のやりたいこと、できることに焦点をあてているのがよい」、「高校生とともに活動しているところがよく、若い人も含めて新しい認知症観を広めていってほしい」とのコメントをいただき、こうした取り組みが評価されたものと思われます。

写真:ポジティブすごろく

写真:ポジティブすごろくを楽しむ様子

写真:表彰式の様子

なお、受賞対象となった「認知症にやさしい社会へむけたポジティブすごろく~認知症当事者の気持ちを知って、みんなで考えよう~」につきましては、準備ができ次第、幅広くご活用いただけるように公開する予定です。

人間情報研究所では、認知症の当事者やご家族、支援者の方の生活やコミュニケーションを支援するための技術の研究開発を引き続き推進してまいります。

【参考】

※1経済産業省 オレンジイノベーション・アワード2025 受賞企業・団体の発表
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/dementia/dementia.html#award当該ページを別ウィンドウで開きます

※2経済産業省「令和7年度ヘルスケア産業基盤高度化事業 (地域におけるヘルスケア産業推進事業)」 オレンジイノベーション・アワード2025 募集のご案内
https://www.jri.co.jp/seminar/251111_686/detail/当該ページを別ウィンドウで開きます

※3認知症の方ご本人が思いを直接伝え、その人らしい活動を発信する認知症当事者
かながわオレンジ大使(認知症本人大使) - 神奈川県ホームページ
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f6401/orange_taishi.html当該ページを別ウィンドウで開きます

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