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2026年9月30日

お知らせ

ネットワーク科学・工学分野の難関論文誌IEEE Transactions on Network Science and EngineeringにNTTから論文採択

ネットワーク科学・工学分野の主要な国際論文誌である IEEE Transactions on Network Science and Engineering (TNSE) に、NTTからの論文が採択されました。採択論文は以下の通りです。

■ Minimizing Misinformation Spread Through Targeted Prebunking in Social Network
(ソーシャルネットワークにおけるプレバンキング対象最適化による誤情報拡散の最小化)

古谷 諭史 研究主任(社会研)、芝原 俊樹 担当課長(社会研)、秋山 満昭 上席特別研究員(社会研)、会田 雅樹(都立大)

SNS上の誤情報への予防的な対策として、ユーザが誤情報に接触する前にその特徴や典型的な操作手法を「予防接種」して騙されにくくする「プレバンキング」介入が注目されています。本研究では、この介入が限られた人数にしか行えない状況を想定し、「誰に介入を行えばソーシャルネットワーク全体で誤情報の拡散を最も効果的に抑制できるか」という問題を組合せ最適化問題として定式化しました。さらに、大規模なネットワークでも介入対象を効率的に選定できるようにするため、介入候補ごとに影響の伝播確率が最大となる経路のみを考慮する近似を行うことで、介入による利得を効率的に近似評価する方法を提案しました。複数の実世界ネットワークデータを用いた数値実験により、提案手法は誤情報の拡散を効果的に抑制しつつ、大規模ネットワークにも適用可能であることを示しました。本成果は、個々のユーザだけでなく、その周囲への情報伝播まで考慮して介入対象を選定することで、限られた介入資源をネットワーク全体の誤情報拡散抑制に効果的に配分するための基盤技術となるものです。

掲載誌:IEEE Transactions on Network Science and Engineering(IF:7.3)
DOI:10.1109/TNSE.2026.3719287
URL:https://doi.org/10.1109/TNSE.2026.3719287当該ページを別ウィンドウで開きます

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