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2026年10月 7日

お知らせ

バーチャルリアリティ関連分野のトップ国際会議ISMAR 2026にNTTから1件の論文が採択

2026年10月5日~10月9日にイタリアのバーリで開催される国際会議ISMAR 2026(The 25th IEEE International Symposium on Mixed and Augmented Reality)に、NTTの研究所より提出された1件の論文が採択されました。この論文は同時に、IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics(IEEE TVCG)に掲載される特集号論文としても選ばれました。ISMARは、バーチャルリアリティ、拡張現実、複合現実に関するトップの国際会議で、現実空間と仮想空間を組み合わせる技術や、その中での人の体験、インタラクション、システム、応用に関する幅広い研究を対象としています。今回は754件の投稿があり、200件が会議での発表論文として採択されました。そのうち120件がIEEE TVCGの特集号論文として選ばれ、採択率は16%でした。

なお、所属としてそれぞれ略称で書かれている研究所名は、以下の通りです(所属は投稿時点)。
CS研:NTTコミュニケーション科学基礎研究所

■How Avatar Appearance Reshapes Internal Representation of Hand Geometry
(アバタの見た目は手の形状の内的表象をどのように変えるか)

小川 真輝 社員(CS研)、横坂 拓巳 特別研究員(CS研)

メタバース空間では、自分の実際の身体と異なる見た目や形を持つアバタを使うことができ、現実の身体ではできない体験や操作が可能になります。しかし、アバタの見た目どおりに自分の身体の形状まで変わって感じられるのかは、これまで十分に明らかにされてきませんでした。本研究では、さまざまな変形を加えた26種類の手のアバタを実験参加者にそれぞれ使ってもらったあと、自身の手の形状を答えてもらう実験を行いました。その結果、必ずしもアバタの形状どおりに自身の手の形の感じ方が変化するのではなく、自身の手の形状として取り込まれやすい変形特徴(手全体の大きさ変化など)と、そうでない変形特徴(指の長さ変化など)があることがわかりました。本成果は、メタバース空間での作業支援やエンターテインメントにおいて、人の身体感覚に配慮したアバタ設計への応用が期待されます。

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