[2018年5月~2019年3月 連載(全10回)]
NTTグループ環境宣言では、「人と地球が調和する未来」をめざすことを述べています。
ですが、いまの私たちは地球1個分で足りる生活はできていないと言われています。
地球1個分の生活ってなんでしょう? 未来に向けて、私たちには何ができるでしょう? 難しいことばかりでしょうか? 毎日の生活の中でできることはないのでしょうか?
そんな疑問に答えていただこうと「つなぐコラム」 第2弾は、"地球にちょうどいい暮らし方"と題して、私たちの毎日の生活と地球環境との関係、そして地球1個分の生活について、WWFジャパンさんにお話ししていただいています。どうぞお楽しみください。
「地球にちょうどいい暮らし」を始めるきっかけともなる、地球環境をまもろうという思いや行動を世界中で「つなぐ」アースアワーというキャンペーンを紹介します。
おいしいく食べているチョコレートのカカオも、日常生活で毎日使っているパーム油も、原料は熱帯地方で栽培されています.今回のコラムでは、熱帯雨林保全や労働環境に配慮した栽培の取り組み、また身近にできることを紹介します。
地球温暖化による気候変動は、大雨や猛暑日の増加などの気象現象だけではなく、生き物にも深刻な影響を与えているようです。科学的な知見から明らかになってきたその影響を紹介します。
2018年の夏は東日本、西日本ともにたいへんな酷暑となり、異常気象による河川の氾濫や土砂災害などが多発しました。パリ協定が目指す脱炭素社会の実現に向け、政府以外の主体も積極的に温暖化対策に取り組んでいます。そうした『非国家アクター』の取り組みを紹介するとともに、私たち消費者が持つべき視点についてもご紹介します。
日本の原風景ともいえる田んぼ.効率性を優先した水田整備などで田んぼの生き物が減っている一方、生き物と共存しようとする米作りも始まっています。
「地球1個分」以上に増えてしまった二酸化炭素をこれ以上増やさないため、いま、自然エネルギーが注目されています。自然エネルギーを増やし、地球をまもるため、私たちができることを紹介します。
海にプラスチックごみが大量に流れ込み、世界的に大きな問題になりつつあることをご存知でしょうか。この海洋プラスチックごみが引き起こす問題と、将来の世代に豊かな海を残すために私たちができることを紹介します。
お店で買い物をしながら「身近でできる自然保護活動」があります。それは、環境に配慮された商品を買うこと、です。今回は、環境に配慮された商品であることを示す「エコラベル」についてご紹介します。
海にプラスチックごみが大量に流れ込み、世界的に大きな問題になりつつあることをご存知でしょうか。この海洋プラスチックごみが引き起こす問題と、将来の世代に豊かな海を残すために私たちができることを紹介します。
私たちの地球は大赤字を出している、ということをご存知ですか。地球の収支を改善し、人と自然が調和して生きられる未来の実現に向けて、「地球1個分」の暮らしについてご紹介します。
[2017年7月~2018年3月 連載(全10回)]
「自然と共生している未来」。これは環境宣言で掲げている、目指す未来の姿のひとつです。では、私たちは「自然」についてどれぐらいのことを知っているのでしょう?
人の暮らし方や気候変動の影響などにより、自然もそのありようを刻々と変えてきています。
自然をもっと知ってもらいたい、みなさまに自然とつながってもらいたい。そんな私たちの思いに、日本自然保護協会さんが応えてくれました。
日本自然保護協会さんが、自然に関して分かりやすく面白く解説してくれた、つなぐコラムの第1弾"人と自然"です。どうぞお楽しみください。
「多くの恵みをもたらす自然を守るために、日々の暮らしのなかで私たちは何ができるでしょうか。「自然が与えてくれるもの」をいただく私たちの、5つの「自然のためにできること」をお伝えします。
第1~8回のコラムでは、危機に直面している自然と、その自然を守る取り組みについて紹介してきました。今回は、どうして自然は守るべきなのか、その答えのひとつとして、最新の発見も含めた「自然の恵み」をご紹介します。
「木を切ることが自然保護につながる」と言うと、皆さまはどう思われるでしょう。今回は、群馬県みなかみ町に広がる赤谷の森(あかやのもり)を舞台に、「木を切る自然保護」の取り組みをご紹介します。
自然の大切さを伝える。それは日本に限らず、世界でも取り組まれていることです。2017年最後となる今回のお話は、まさに「人と自然」とのふれあいを進めている、世界の最新の取り組みを紹介したいと思います。
今回は、第6回なのに8(ハチ)のお話。あの童謡に出てくるハチは、可愛いけれど、私たちの暮らしも支えてくれているのです。
浦島太郎が助けた「ウミガメ」にとって、砂浜はなくてはならない場所。なかでもアカウミガメにとって日本の砂浜は、とても大事な場所なのです。
針葉樹は、今、地球に現存する最古の、かつ最大の生物です。その針葉樹は、私たちの暮らしの中で大切な役割を果たしているのですが、彼らの多くもまた、危機に瀕しています。
動物園には誰もが一度は行ったことがあるのではないでしょうか。今、動物園は「絶滅危惧種を守る」ための場所にもなっています。
年々、暑さがうなぎ上りの日本の夏。夏バテ防止にはやっぱりウナギ、という方も多いでしょう。そんな季節の風物詩も、実は絶滅の危機にあるのです。
ある生きものが自然から一切いなくなってしまう「絶滅」。恐竜の時代ではなく、現代でも起きているこの生き物「絶滅」について紹介します。
自然のちからで、明日をひらく。
日本自然保護協会は、1951年、ダムの底に沈もうとしていた尾瀬の美しい自然を守り、未来の子どもたちに引き継ぐために誕生しました。その後、白神山地や小笠原、屋久島などでも活動を続け、世界自然遺産登録への礎も築きました。今も2万5千人を超える会員や寄付サポーターに支えていただき、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。
例えば、荒廃してしまった森を自然あふれる豊かな森に戻す活動や、イヌワシをはじめとする絶滅危惧種や生物多様性豊かな自然環境を守る活動、地域の自然を見守り、その価値を伝える自然観察指導員を養成する活動などは、私たちの代表的な活動です。
美しい日本の自然の価値を多くの人に伝え、興味を持っていただき、自然を守る輪を拡げていくことが私たちの希望です。