事例紹介
NTTグループは、ICTサービスや最先端技術の積極的な開発、普及に努めることで、社会全体の温室効果ガス排出量削減に貢献し、社会が脱炭素化している未来の実現をめざします。
ICTによる環境貢献をお客さまにわかりやすく伝えるため、また自ら環境への取り組みを促進するために、「ソリューション環境ラベル制度」を策定し、2009年度から運用しています。
この制度は、NTTグループ各社のICTソリューションのうち、一定の環境負荷低減効果があるものを「環境にやさしいソリューション」として認定し、「ソリューション環境ラベル」を付与するものです。具体的な認定基準としては、「CO2排出量の削減量を定量的に評価したときに、その削減率が15%を超えるもの」としています。
認定された主なソリューションは、NTT公式Webサイトの「NTTグループの環境活動」内のソリューション環境ラベルの紹介コーナーに掲載し、その評価内容を公表しています。
2021年度は新たに3件を「環境にやさしいソリューション」として認定しました。これまでの認定と合わせて、延べ92件のソリューションを認定しています(2021年度末現在)。
ソリューション環境ラベルは、NTTグループが制定した自己宣言型(TYPE II)の環境ラベルです。
NTTグループは、環境エネルギービジョンの推進の一環として、科学に基づいた温室効果ガス排出削減目標(Science Based Targets)を設定し、2020年10月に「SBTイニシアティブ」から「Well-below2℃水準」として認定されました。さらに、NTTグループの2030年度の自社排出の温室効果ガス排出削減目標を引き上げ、2021年12月に「1.5℃水準」と認定されました。
NTTグループは、環境負荷ゼロの実現に向け、再生可能エネルギーの導入など、SBTに基づいた取り組みを着実に進め、お客さま・企業・社会の環境負荷低減に貢献していきます。
NTTグループの温室効果ガス排出削減目標
Scope1+2:2030年度までに2018年度比で80%削減(1.5℃水準)
Scope3 :2030年度までに2018年度比で15%削減
社会が脱炭素化している未来へ
環境保護の取り組み