いま、地球上からトナカイやキリンまでもが姿を消そうとしています。
人間活動が生物環境に与える影響は無視できないほど大きく、世界では、生物の絶滅する速度が1,000倍になったとも言われています。
自然が破壊されれば、水や食料もなくなり、私たち人間も生きていけなくなります。
人間が生きていくためにも、事業を続けていくためにも、自然界からの恵みを継続して受けられるように、生態系に配慮した事業活動が求められているのです。
ICTで世の中が便利になることも大切なことですが、同時に生態系の保全にも力をいれていかなければなりません。
[出典:国際自然保護連合(IUCN)]
生態系を守るために、NTTグループが提供するICTを役立てられるよう、取り組みを進めています。
たとえば、サービスを利用いただいた回数に応じて環境保護団体への寄付を行ったりしているほか、生態系を守るための研究開発も進めています。
さらに、ICTを活用するだけでなく、社員やお客さま、地域の人たちと協力しながら、木を植えたり、緑を増やしたりすることでも、生態系の保全に力をいれています。
また、このような活動を通じて、子どもたちが生態系の大切さを学んでもらえることも大切だと考えます。
私たちNTTグループは、生態系を守るために、あらゆる活動を通じた取り組みを積極的に進めています。
たとえば、「緑のgoo」では、お客さまが検索をしたり、ニュースなどのコンテンツを閲覧したりすると、サービスを使っていただいた回数に応じて環境保護団体への寄付を行っています。
希少な生物の生育条件の解明に取り組んだりするなど、ICTや最先端技術を活用した保護活動にも貢献しています。
また、NTTグループ社員の力を集めて木を植えたり、里山の保全活動を行うなど、生態系を守るために全国各地でさまざまな取り組みを行っています。
どこでも簡単に環境センシングを可能にする技術※1を開発し、希少な魚の生息・生育環境を、遠隔でリアルタイムにモニタリングし、生育環境条件の解明に取り組んでいます※2。
西日本に分布する日本固有亜種コイ科に属する、体長5cmほどの淡水魚
環境省版レッドリスト絶滅危惧・A類
「緑のgoo」が得た収益の一部を環境保護団体へ寄付しています。
NTTグループの環境活動