NTTアノードエナジーはNTTグループの保有する技術やアセットを活用したスマートエネルギー事業の推進を目的として、2019年6月にNTTグループの事業持株会社として設立されました。グループ会社である株式会社エネット、株式会社NTTスマイルエナジーとともに、「脱炭素社会の実現」「エネルギーの地産地消を推進」に向けて、以下の3つの柱で取り組んでまいります。
脱炭素社会の実現に向けて社会全体の意識が高まっている中、再エネは今後の主力電源の1つと考えられており、再エネを導入する企業も増えています。
NTTアノードエナジーグループでは、NTTグループ各社に対してだけではなく、お客さまに対しても脱炭素化に向けたソリューションを積極的に展開しています。
具体的には、NTTグループの再エネ発電所で発電された再エネ電力をお客さまへ供給する日本初の事例として遠隔地にある当社資産の再エネ発電所から送電網を介して再エネ電力を供給する「オフサイトPPA」などをお客さまにご利用いただいています。
また、グループ会社である株式会社エネットは、CO2排出量削減メニュー「EnneGreen®」を提供し、2021年7月時点で約2,600契約(16億kWh/年)のご利用をいただいています。
今後も、再エネ電源を開発、獲得して、顧客企業からの再エネ電カニーズに対応するとともに、2021年9月に発表したNTTグループの環境エネルギービジョン(NTT Green Innovation toward 2040)の実現にも貢献していきます。また、エネルギーの地産地消を実現するため、蓄電池などを活用した分散エネルギー構造の実現に取り組んでいきます。
株主通信 NTTis 2021.12
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