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2021年6月 3日

日本電信電話株式会社

NTTコミュニケーション科学基礎研究所「オープンハウス2021」を Webにて開催
~「顔の表情でリアルタイムに声の表情を制御するクロスモーダル音声変換技術」など 最新の研究成果を公開~

日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田 純、以下「NTT」)は、最新のR&D成果を一般公開するイベント「オープンハウス2021」(事前登録不要)を、2021年6月3日(木)午前12時からWebにて開催します。本イベントは、NTT コミュニケーション科学基礎研究所(以下「NTT CS研」)が主催するものです。
 NTT CS研は、例年このオープンハウスをNTT京阪奈ビルにて開催していますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今回は昨年に引き続きオンライン開催とし、特設Webサイト上で動画と展示パネルを掲載、オンラインでご質問をいただける仕組みもご用意し、今年で創立30周年を迎える当研究所の最新の研究成果をご紹介いたします。
 NTT CS研では、人と人のみならず、人とコンピュータとの間の「こころまで伝わる」コミュニケーションの実現をめざし、基礎理論の構築と革新技術の創出に取り組んでおります。人と人との物理的な距離が遠くならざるを得ない時代だからこそ、コミュニケーションの本質が何かを究めることは重要です。そのような基礎研究の成果として、最新の深層学習モデルを利用した高性能な雑談対話システム、人が触れた個所に残った熱痕跡をサーモグラフィカメラと可視光カメラの画像を組み合わせて検出・可視化する技術など最新の研究開発技術(合計29件)を、動画配信にて説明します。

1.開催概要

①.開催日時: 2021年6月3日(木)午前12:00から公開開始
②.場所: Webでの開催  http://www.kecl.ntt.co.jp/openhouse/2021/ 当該ページを別ウィンドウで開きます
現地での開催はありませんのでご注意下さい。

2.主な内容

■創立30周年にあたって

「ご挨拶」 NTT 常務執行役員 研究企画部門長 川添 雄彦
 「祝辞」  理化学研究所 理事長 松本 紘

■所長講演

離れていてもこころは君のそばにある~こころ豊かな社会を創るコミュニケーションの本質探求~
 コミュニケーション科学基礎研究所 所長 山田 武士

■招待講演

招待講演+対談+展示体験レビュー
 遠隔時代の身体
 東京工業大学 教授 伊藤 亜紗
(プログラムにはNTTフェロー柏野牧夫との対談と、コミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員渡邊淳司のナビゲートによる展示体験レビューが含まれます)

■研究講演

聞きたい人の声に耳を傾けるAI ~深層学習に基づく音声の選択的聴取 SpeakerBeam~
 コンピュータでも人間と同じように声の特徴に基づいて聞きたい人の音声だけを抽出する技術SpeakerBeamについて、その着眼点や動作原理から、画像情報などのマルチモーダルな手がかりの利用や、声以外の音の抽出への応用などの最新の拡張までを、ご説明します。

他2件

図1:マルチモーダルSpeakerBeamの概要 図1:マルチモーダルSpeakerBeamの概要

■研究展示

欲張りが提供する量子クラウドはちゃんと動く
~経済合理性に従うクラウド量子計算サーバは信頼できる~

経済合理性の概念を導入し、正しい答えを送った時だけサーバの報酬が最大化されるように支払い方を工夫することで、既存のアプローチである量子通信による証拠のやり取りなしに、量子コンピュータの動作を保証する手法を提案しました。

図2:経済合理性に従うクラウド量子計算 図2:経済合理性に従うクラウド量子計算

顔の表情でリアルタイムに声の表情をつくる ~顔表情認識による音声変換技術~

NTT CS研が持つ、声質とともに抑揚やリズムも変換可能な音声変換技術と、顔表情識別技術を組み合わせ、顔画像を用いて声の表情を変換するクロスモーダル音声表情変換技術を実現しました。

図3:顔表情認識による音声変換技術 図3:顔表情認識による音声変換技術

レースドライバーのもつ瞬きのパターン
~実車運転競技中の瞬目同調から示唆される視覚情報の重要性~

レース走行中のまばたき(瞬目)のタイミングには、ドライバー間で共通したパターンが現れることがわかりました。瞬目は高度なドライビング中の心理・認知状態の変化を表している可能性を示しています。

図4:レース走行中のまばたき(瞬目)のタイミングにはドライバー間で共通したパターンが現れる 図4:レース走行中のまばたき(瞬目)のタイミングにはドライバー間で共通したパターンが現れる

その他、下記の既に報道発表を行った4点を含む、全29点の最新の研究開発技術を出展します。

人が触れた場所を可視化する機能を実環境で簡単に実現
~コロナ禍で知りたい:みんなが触ったのはどこ?~

(2021年5月31日報道発表)
https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/05/31/210531a.html

触覚の錯覚現象を応用した触り心地提示の新原理を発見
~様々な触り心地を体験できる、触覚のバーチャルリアリティ技術の創出に期待~

(2021年5月31日報道発表)
https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/05/31/210531b.html

因果関係に基づく公平・高精度な機械学習予測を実現
~どんな予測が差別的かを指定しながら、人を対象とした効果的な予測が可能に~

(2021年6月1日報道発表)
https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/06/01/210601b.html

取得条件が完全に未知なデータからでも学習可能な深層学習技術を創出
~AIの新たな適応能力を実現~

(2021年6月2日報道発表)
https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/06/02/210602a.html

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

日本電信電話株式会社
先端技術総合研究所 広報担当
science_coretech-pr-ml@hco.ntt.co.jp
℡ 046-240-5157

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