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こども特派員

NTTこども特派員とくはいんたのしくまな
コミュニケーションの未来みらい

大阪おおさか関西万博かんさいばんぱく

Vol.01

時空じくうたびするパビリオンをまるごと体験たいけん!NTTパビリオン特集とくしゅう建物たてものへん

建物たてものが“感情かんじょう”をまとう!? NTTがえがく、未来みらいのパビリオン

NTTパビリオンでは、「PARALLEL TRAVEL(パラレルトラベル)」をテーマに時空じくうたびするパビリオンとして、最新さいしん通信つうしん技術ぎじゅつ「IOWN(アイオン)」を使つかった未来みらいのコミュニケーションを体験たいけんできますが、パビリオンの魅力みりょくはそれだけではありません。
このパビリオンは、建物たてものそのものが未来みらい社会しゃかい地球ちきゅうとのつながりをかんがえてつくられているのです。そのコンセプトは3つ。
きているパビリオン」「循環じゅんかんするパビリオン」「一緒いっしょつくるパビリオン」。
ひとつひとつ、どんな意味いみがあるのかをてみましょう。

きているパビリオン
感情かんじょうをまとう建築けんちく

パビリオンのまわりをつつしろまくは、かぜにゆられ、ひかりをうけてうすくけるような素材そざいでできています。ただのデザインかとおもいきや、じつはここに「未来みらいのつながり」のヒントがかくされています。
建物たてものなかでは、来場者らいじょうしゃ表情ひょうじょううごきをカメラがとらえ、その変化へんかをAIがリアルタイムで分析ぶんせきします。そして、感情かんじょううごきにあわせて、外側そとがわまくがゆらぎ、パビリオンないがりをかんじられる仕掛しかけになっているのです。
特派員とくはいんのひとりは、「なかひと気持きもちがそとつたわるって、不思議ふしぎだけどちょっとわかるかも」とはなしていました。建物たてものそとにいながら、なか空気くうきかんじとる体験たいけんは、ふだんの建物たてものではなかなかできないこと。みなさんもぜひ、注目ちゅうもくしてみてください。

循環じゅんかんするパビリオン
てるときも、わったあとも、
地球ちきゅうにやさしく ―

NTTパビリオンは、「使つかわったらてる」というかんがかたではなく、使つかえたあとに、どう自然しぜんにかえっていけるかまでデザインされています。
たとえば、建物たてものつつしろぬの分解性ぶんかいせいのある素材そざいで、つちにかえすことができます。
また、建物たてものささえるためのおおきなはしら使つかわず、3つの展示てんじゾーンをワイヤーでっぱりあげるようにしてささえる、テントのような仕組しくみが採用さいようされています。この設計せっけいにより、建築けんちく資材しざいとしておお使つかわれる鋼材こうざいらすことができ、CO₂の排出量はいしゅつりょうもおさえることができるのです。建物たてものを「つくるとき」から「使つかわったあと」まで、すべてのステップで地球ちきゅうへのやさしさをかんがえた構造こうぞうになっています。
説明せつめいいた特派員とくはいんからは、「建物たてものって、わったらこわすものだとおもってた。自然しぜんにかえっていくのはすごい」というこえもありました。
てるだけじゃなく、そのさきのことまでちゃんとかんがえることが、未来みらいてかたなのかもしれません。

一緒いっしょつくるパビリオン
来場者らいじょうしゃといっしょにそだつ、
参加型さんかがた建物たてもの

NTTパビリオンの最後さいごには、ひとつの参加さんか体験たいけんがあります。それは、自分じぶん未来みらいおもかべて、気持きもちにぴったりないろぬのえらび、建物たてもの外側そとがわにあるワイヤーにむすびつけるというものです。えらばれたぬのかぜにゆれ、たくさんのいろかさなりながら、建物たてもの外観がいかんをつくっていきます。がたつごとにいろはふえ、はすこしずつ変化へんかしていきます。
自分じぶんえらんだいろが、建物たてもの一部いちぶになってのこるってうれしい」と、ある特派員とくはいんかがやかせてはなしていました。ひとつの建物たてものを、みんなのそだてていく。その実感じっかんが、この体験たいけんにはありました。
来場者らいじょうしゃひとりひとりので、すこしずつ完成かんせいしていくパビリオン。おとずれたさいはぜひ、あなたのおもいもここにたくしてください。

NTTパビリオンは、展示てんじ中身なかみだけでなく、建物たてものそのものが「未来みらいへのこたえ」のひとつになっています。ひとひとがもっと自然しぜんつながること。地球ちきゅうのことをちゃんとかんがえて行動こうどうすること。そして、だれかといっしょにつくっていく未来みらい。このパビリオンは、そうした“未来みらいたりまえ”を、わたしたちにさきまわりしてせてくれる存在そんざいかもしれません。