NTTグループは、多様な事業や技術・ノウハウをもとに、社会の持続的な発展に向けたさまざまな活動に取り組んでいます。
また、2015年秋に採択された「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」への賛同を表明するなど、本業を通じた社会課題解決への貢献をめざしていきます。
日本
NTT東日本/
NTTアグリテクノロジー
IoT/AIを活用した次世代農業を実現し 地域活性化に貢献
日本
NTTフィールドテクノ
自治体と企業とが一体となって地域の"食品リサイクルループ"を実現
日本
NTTデータ
PC操作を自動化し、業務効率化を実現する日本初のRPAツール「WinActor」
日本
NTTレゾナント
進化を続ける"災害対策ソリューション"が人々の安全を守り、企業の事業継続を支援
日本
NTTコムウェア
目視検査の自動化・効率化を実現する画像認識AI"Deeptector"
日本
NTTPCコミュニケーションズ
働く人の安全と健康を見守るウェアラブルIoTサービス"みまもりがじゅ丸®"
日本
NTT東日本
IoTの活用で農業を「見える化」する"eセンシング For アグリ"
日本
NTTドコモ
通話相手の言葉をスマートフォンに表示する難聴者向け電話サービス"みえる電話"
日本
NTTコミュニケーションズ
自然な日本語の対話ができる"COTOHA"で労働力不足の解決に貢献
日本
NTT都市開発
"光ダクト"を採用した人と環境にやさしい次世代オフィス開発
日本
NTT東日本
「被災者生活再建支援システム」の提供と被災地に関する取り組み
イタリア
NTTデータ
バチカン図書館デジタルアーカイブ化プロジェクト"
南アフリカ
Dimension Data社
「土曜学校」を無償開講する "Saturday School Journey"
南アフリカ
Dimension Data社
自転車による教育・環境保全プロジェクト"QHUBEKA"
南アフリカ
Dimension Data社
南アフリカのサイを密猟から守る監視システム
インド
NTT Ltd.
女子生徒の「学ぶ権利」を支援するためにインド・ムンバイで教育プログラムを実施
ドイツ
itelligence AG社
世界を養う農業プラットフォーム "Farmbot Network"
オーストラリア
Dimension Data社
子どもの終末期治療環境の構築にICTで貢献
日本
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11:
住み続けられるまちづくりを
目標17:
パートナーシップで目標を達成しよう
日本における農業分野のICT活用が進む一方、生産者の高齢化による労働力不足や技術継承の危機、収益力の低下などが社会課題となっています。農林水産省がロボット技術やICTを活用して超省力・高品質生産を実現するスマート農業を推進している中、NTT東日本はNTTグループ初の農業専業会社を設立し、次世代施設園芸向けのトータルソリューションを提供しています。
日本
目標12:
つくる責任つかう責任
農林水産省は「2030年度までに食品ロスを2000年度の半減とする」という目標を掲げ、食品リサイクルを推奨していますが、地域の食品関連会社にはまだまだ普及していません。そこでNTTフィールドテクノは、アライアンスパートナーと一緒に参加企業の設備投資をゼロにした「地域食品資源循環ソリューション」の提供を開始。食品関連事業者から排出される食品廃棄物を食品リサイクル事業者が回収し、それを堆肥に変換した後、農作物の生産者に提供していく――という地域におけるリサイクルループを実現しました。このソリューションにおいて、NTTフィールドテクノはIoT技術とクラウドを活用して設備を一元管理しています。
日本
NTTデータ
目標8:
働きがいも経済成長も
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
少子高齢化社会の到来によって人手不足が顕在化している日本では、政府主導で働き方改革が推し進められています。こうしたなか、NTTデータはExcelやブラウザ、個別の業務システムなど、Windows端末から操作可能なあらゆるアプリーケーションの操作をシナリオとして学習し、PC操作を自動化するソフトウエア型ロボット「WinActor」を開発。"国内シェアNO.1のRPA"として、高まり続ける業務効率化ニーズに応えています。
日本
NTTレゾナント
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11:
住み続けられるまちづくりを
目標17:
パートナーシップで目標を達成しよう
大規模地震や津波に加え、近年では気候変動の影響と考えられる自然災害が頻繁し、その被害が深刻化している日本。NTTレゾナントは、東日本大震災をきっかけに始まった安否情報提供をもとに、自治体向け防災アプリや企業向けの災害対策マネジメントシステムなどさまざまな災害対策ソリューションへと進化。人々の安全を守るだけでなく、企業の事業継続力の強化に貢献しています。
日本
NTTコムウェア
目標3:
すべての人に健康と福祉を
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11:
住み続けられるまちづくりを
目標14:
海の豊かさを守ろう
製造業を中心とした人手不足を背景に、目視による点検・検査の"自動化ニーズ"が高まっています。NTTコムウェアは、深層学習(Deep Learning)を利用した画像認識AIである"Deeptector"の開発・提供を通じて、点検・検査などを自動化・効率化するだけでなく、検査品質の向上や危険回避などさまざまな価値を提供しています。
日本
NTTPCコミュニケーションズ
目標3:
すべての人に健康と福祉を
現在、政府主導で「働き方改革」が推進されていますが、肉体的・精神的負担による健康障害や、健康起因による事故は後をたちません。こうしたなか、NTTPCコミュニケーションズではウェアラブルIoTサービス"みまもりがじゅ丸®"の提供を通じて、企業において働く人の安全と健康を見守る仕組み作りを支援しています。
日本
NTT東日本
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
就農人口の減少や、技術の継承といった課題が顕在化する日本の農業では、生産管理の効率化・高度化が必要です。NTT東日本ではIoTを活用し、離れた農場の環境をリアルタイムでチェック、過去のデータも閲覧可能な"eセンシング For アグリ"を開発・提供し、課題解決を支援しています。
日本
NTTドコモ
目標10:
人や国の不平等をなくそう
目標11:
住み続けられるまちづくりを
NTTドコモは、通話相手の言葉をスマートフォンの画面上にリアルタイムに表示する難聴者向け電話サービス"みえる電話"を開発・提供しています。これにより、全国に750万人以上とも言われる難聴者の「聞き取れない」という不安を解消し、安心の電話コミュニケーションを支援しています。
日本
NTTコミュニケーションズ
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
少子高齢化により労働人口の減少が進む日本において、AIの活用による仕事の効率化には大きな期待が寄せられています。こうしたなかNTTコミュニケーションズでは、人と自然な対話を行うことができるAIエンジン"COTOHA"を開発、提供しています。
日本
NTT都市開発
目標3:
すべての人に健康と福祉を
目標7:
エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標8:
働きがいも経済成長も
例えば、オフィスビルの4面すべてからの自然採光を可能にする"光ダクト"を採用し、省エネだけでなく、快適で知的生産性に優れたオフィス空間を実現する――NTT都市開発では、環境に配慮しながら、人にやさしいワークプレイスを開発しています。
日本
NTT東日本
目標3:
すべての人に健康と福祉を
目標11:
住み続けられるまちづくりを
大規模な自然災害時に被災者の生活再建に必要不可欠となるのが、自治体が発行する「り災証明書」。NTT東日本では、その調査人員や時間を大幅に削減する「被災者生活再建支援システム」で、迅速な証明書発行を実現し、被災者を支援しています。
イタリア
NTTデータ
目標4:
質の高い教育をみんなに
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
バチカン図書館では、貴重な手書き文献を後世に残し永続的な文化の継承を実現すべく、デジタルアーカイブ事業を実施しています。 NTTデータでは、この取り組みに賛同し、2014年から参画しています。4年間で約3,000冊の手書き文献をデジタル化すべく貢献しています。
南アフリカ
Dimension Data社
目標1:
貧困をなくそう
目標4:
質の高い教育をみんなに
目標8:
働きがいも経済成長も
目標10:
人や国の不平等をなくそう
南アフリカ共和国では、私立学校と比較して公立学校の資金・教員が不足し、十分な教育環境が整っていません。そこでDimension Dataは、地元21カ所の公立学校から毎年100名の生徒を選抜し、毎週土曜日に無償で授業を開催する"土曜学校プログラム"を20年以上にわたって実施。地域社会とともに、教育格差解消に貢献し続けています。
南アフリカ
Dimension Data社
目標4:
質の高い教育をみんなに
目標5:
ジェンダー平等を実現しよう
南アフリカのリンポポ州では、学校に通う約1,200万人の子どもたちのうち約200万人が毎日片道30分以上をかけて歩いています。Dimension Dataは、2007年にアフリカ初のプロサイクリングチームとして設立された"QHUBEKA"を通じて、そうした課題の解決に向けて活動しています。
南アフリカ
Dimension Data社
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
目標15:
陸の豊かさも守ろう
2025年までに絶滅してしまうと危惧されるサイ。その原因である密猟を防ぐために、Dimension Dataでは、生息エリア内での人間の動きを追跡・監視するネットワークをICTインフラで実現。サイにストレスを与えることなく、安全な生息環境をつくり出しています。
インド
NTT Ltd.
目標1:
貧困をなくそう
目標4:
質の高い教育をみんなに
目標5:
ジェンダー平等を実現しよう
インドでは、66%の少女が適切な教育を受けておらず、想像もできない環境で生活をしています。NTT Ltd.は、2017年からムンバイにある女子が通う公立学校で教育プログラムを開始。学習・知的教養のために学校にコンピュータールームと実験教室をつくりました。
また、学校内に清潔な水が飲める設備を入れるとともに、給食や歯科検診、職業訓練、護身術のための安全教育など、充実した学校生活を支援しています。このプログラムを開始して以来、卒業率は100%となり、大学進学率も95%となっています。
ドイツ
itelligence AG社
目標2:
飢餓をゼロに
目標11:
住み続けられるまちづくりを
2050年には世界の人口が100億人に達すると予想されるなか、新しい食糧生産と分配の仕組みが必要とされています。そうしたなかitelligence AGでは、都市空間で食料を生産する農業ロボットを活用したネットワーク"Farmbot Network"を開発・提供。地域社会での食料の共有はもちろん、食料輸送の効率化や環境負荷の低減にも期待されています。
オーストラリア
Dimension Data社
目標3:
すべての人に健康と福祉を
目標9:
産業と技術革新の基盤をつくろう
Dimension Dataでは終末期ケア中の子どもたちが今まで通りに友達と会話したり、勉強できるよう病院と学校などにクラウドビデオ会議を設置し、クラスメートとのコミュニケーションを実現しました。今後はこの取り組みをオーストラリア全州に拡大していく予定です。
Sustainability Action