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特集2 研究開発

特集2 研究開発

N T Tグループの中長期的な成長には、技術力・研究開発力を駆使したイノベーションが重要です。リモートワールドを考慮した新たなサービスの展開・提供や世界規模での研究開発を推進していくなかで、NTTドコモの完全子会社化を通じた研究開発力の更なる強化にも取り組み、NTTグループはデジタル社会への推進役を果たします。

デジタル社会への推進役として、世界で利用される情報通信機器・ソフトウェア・サービスの開発や展開をはじめ、陸地だけではなく宇宙・海中を含めた新たな領域における情報通信の高度化、デジタル化・スマート化を通じた地域社会・経済の活性化などの社会貢献をめざしています。そして、6G・IOWNといった2030年代を見据えた次世代のサービス・インフラの実現に向けた取り組みを強化し、ICT産業の更なる発展、国際競争力の向上に貢献していきたいと考えています。

6Gに向けた研究開発

NTTドコモの完全子会社化を通じて、5Gの更なる進化とともに、6Gに向けて、これまでの移動通信方式ではエリア化が難しかった宇宙や海への通信エリアの拡大、超高速・大容量、超低遅延、超低消費電力の実現などをめざし、5Gおよび6Gの研究開発を推進しています。IoT時代において、NTTグループが無線ネットワークで世界をリードするようチャレンジをしていきたいと考えています。

  • 無線の通信エリア拡大と大容量化

    無線の通信エリア拡大と大容量化

  • 6Gで実現をめざす無線技術

    6Gで実現をめざす無線技術

IOWN構想について

社会の情報化の進展に伴い、データトラフィックや消費電力も爆発的に増加していきます。今のインターネットだけでは到達することができない新しいスマートな社会を実現するため、超低消費電力・高速信号処理を実現し、現実と同等以上の仮想世界と高度な予測技術を融合するなど、光を中心とした革新的技術による次世代のコミュニケーション基盤が求められています。NTTグループは、IOWN(アイオン:Innovative Opticaland Wireless Network)構想を提案し、2030年度の実現をめざして、研究開発を始めています。

IOWNは、ネットワークから端末まで、すべてにフォトニクス(光)ベースの技術を導入した「オールフォトニクス・ネットワーク」、実世界とデジタル世界の掛け合わせによる未来予測などを実現する「デジタル・ツイン・コンピューティング」、それらを含むさまざまなICTリソースを効果的に配備する「コグニティブ・ファウンデーション」の3つで構成されます。

例えば、オールフォトニクス・ネットワークでは、光の波長を活用することで、大容量、低遅延、低消費電力のネットワークを実現できます。また、メモリーなどのコンピューターを構成する要素同士を直接光で接続することで、低消費電力で高性能かつ必要に応じた計算処理基盤を提供することができます。

IOWNにより、NTTグループが世界をどのように変えていくのか、今後にご期待ください。

IOWN構想

IOWN構想を支える研究開発 4Dデジタル基盤

緯度・経度・高度・時刻の4次元の情報を可能な限り精緻に、リアルタイムに把握し、未来予測に資するデータを多様な産業基盤に提供する、4Dデジタル基盤?の研究開発に着手しました。株式会社ゼンリンと共同で整備する「高度地理空間情報データベース」上に、多様なIoTデータを統合することで、道路交通の整流化など、さまざまな領域での活用の可能性があると考えています。

IOWN構想を支える研究開発

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