2025年9月30日、NTTグループは「NTTグループ統合報告書2025」を公開しました。
今年度の統合報告書では、NTTグループの魅力をよりわかりやすくお伝えするために、NTTグループ各社の社員からなる「統合報告書制作ワークショップ」を結成しました。NTTの事業を推進する社員の声や視点を取り入れ、「NTTの今と未来」がすべて詰まった統合報告書を、ぜひ、NTT株主の皆さまにも知ってほしい!という思いから、「推し記事」を選びました。
統合報告書制作ワークショップに参加したNTTグループ社員
統合報告書は、投資家や株主の皆さまをはじめ、会社に関わるさまざまな人たちに、企業のことをわかりやすく伝えるためのレポートです。財務の数値や事業内容だけでなく、サステナビリティ(持続可能性)への取り組みとビジネスの両方を"ひとつながり"で(≒統合して)紹介するのが大きなポイント。

NTTグループの統合報告書から、私たちが「ぜひNTT株主の皆さまに読んでほしい」と考えたのは、お客さま体験と従業員体験の循環について語られている「新たな価値創造を支えるCXとEXの循環」(P.82)です。
シンプルにまとめると以下のとおり。
お客さま体験(CX)と従業員体験(EX)の循環による価値創造
民営化から40年、NTTグループは2025年5月に「私たちのありたい姿」として「NTT Group's Core」(P.4)を制定しました。

その中で掲げる「人々の豊かな暮らしと地球の未来を貢献する」という想いがあるからこそ、従業員の挑戦や成長(EX)を支援し、そして、新しいお客さま体験(CX)を生み出す。
その成果が再び従業員の誇りと意欲を高める——という好循環の仕組みへとつながっています。
※「NTT Group's Core」の詳細はこちら
さまざまな取り組みを行っていますが、大きく3つの取り組みに分類されます。私たちは、これらの取り組みを推進することで、人材が集まり、育ち、お客さまに更に高い価値をお届けすることにつながると考えています( P.47)。

NTTグループ統合報告書2025では、「EXが高まることでCXが向上し、CXの成果がEXをさらに向上させる——この好循環こそがNTTグループの新たな価値創造を支える原動力」と書きました(P.82)。
この言葉こそ、NTTがこれからも挑戦を続ける企業であり続ける理由を表していると思います。
社員の挑戦がCXを生み、CXの成功体験が社員の挑戦意欲を高める。この循環を信じて、私たちも日々の仕事の中で小さな"挑み"を続けています。
その"挑み"が、積み重なって——それが、34万人分あって——、もし、身の回りで、「あ、これ実はNTTだね」とか、「NTTのこれ、いいよね」と思っていただけたら、本当にうれしいと感じます。そんなときに、この「推し記事」のことを少しでも思い出していただけたら幸いです。
NTT株主の皆さまにも、ぜひ統合報告書を通して「人が挑み、つながるNTTの姿」を感じていただきたいと思います。
統合報告書制作ワークショップ参加メンバの想い
私たちが皆さまにお伝えしたいNTTグループの魅力がたくさん詰まった「NTTグループ統合報告書2025」は、以下のリンクからご確認いただけます。
ぜひ全編もご覧ください!
■NTTグループ統合報告書 2025
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