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――「Volumetric Video」のストリーミング配信技術の特長となる点をお聞かせください。
高品質かつ長尺のVolumetric Videoコンテンツをストリーミング配信で手軽に楽しめることが特徴です。 Volumetric Videoは、臨場感と存在感のある立体映像を表現することが可能ですが、2D動画に比べてデータサイズが大きいコンテンツです。そのため、これまでは短尺コンテンツのダウンロード配信に限定されてきました。
本技術では、コンテンツのクオリティを一定以上に保ちながら配信時のビットレートを最適化する技術と長尺コンテンツの再生技術を開発し、長尺で高品質なVolumetric Video映像のストリーミング配信を可能にしました。
ストリーミング再生アプリは、Magic Leap 1のような空間コンピューティングデバイスをはじめ、VRヘッドマウントディスプレイ、スマートフォンなど様々なデバイスに対応しております。
――「Volumetric Video」のストリーミング配信は、どういったお客さまにご利用・お楽しみいただけるのでしょうか?
エンタメシーンからビジネスシーンまで、長尺で高品質なVolumetric Videoコンテンツをデバイスや用途を問わずお客様にご利用いただくことができます。
エンタメシーンでの利用例としては、スポーツ選手の迫力ある立体映像やミュージックビデオなどの1楽曲分を超える長尺コンテンツの配信が挙げられます。
ビジネスシーンでは、完全自由視点であることをいかして、VR、ARを用いた研修やトレーニングに使用されており、今後も幅広く活用されることが期待されております。
――「Volumetric Video」のストリーミング配信開発でこだわった点があればお聞かせください。
再生の手軽さと、コンテンツクオリティの両立にこだわって配信技術を開発いたしました。2D動画に比べてデータサイズの大きいVolumetric Videoは、長尺コンテンツの配信がこれまで広く行われてきませんでした。
データサイズが大きくなってしまう長尺コンテンツでもコンテンツの品質を保ち、誰もが手軽に配信を楽しめるようにする、という気持ちを持って開発に臨んできました。
本技術ではコンテンツのクオリティを一定以上に保ちながらも配信時のビットレートを最適化することで、再生の手軽さとコンテンツクオリティの両立を実現しております。
docomo Open House 2021では女優の方を起用したVolumetric Videoコンテンツを、本技術を用いて高品質にストリーミング配信で公開いたしました。
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NTTグループが開発・提供する、
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などのXR(Extended Reality)を活用した技術です。
リアルとバーチャルをシームレスにつなぎ、あらゆる限界を超えていく。
NTT XRが、メタバース社会をけん引していきます。