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NTT XR導入事例特集 ~観光・地域活性編~

新たな観光体験を実現するNTT XR活用事例5選

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With/Afterコロナで求められる新たな観光体験

昨今の新型コロナウイルスの影響により、観光業界は移動の制限や自粛による訪問客の減少などの大きな影響を受けています。

このような状況の中で、ニューノーマルに対応した持続可能な観光ビジネスを展開していく必要があります。その方法のひとつとして、XR技術の活用があります。XR技術の活用といっても、単なるリアルの代替ではなく、バーチャル/デジタルならではの新たな体験が求められています。

本記事では、観光分野におけるNTT XRの導入事例をご紹介します。

VRの活用で離れた場所でも観光体験

■VR Odori Park Snow Festival

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、リアル会場に多くの人が集まるイベントの制限が続いています。2022年2月に開催された第72回さっぽろ雪まつりも、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンライン形式による無観客開催となりました。

リアル会場で実現できなかった雪像鑑賞、食体験、ライブ体験をNTT XR Space Web(DOOR)を活用して提供しました。会場をバーチャル空間に再現するだけでなく、リアルではありえない場所に雪像を設置するなど、バーチャルならではのコンテンツも作られました。また、バーチャルの物産展会場でアバターを通して物産を紹介することで、ECサイトとは異なるバーチャルならではの熱気を生み出しました。

アプリのインストールが不要で、スマートフォン、PC、VR機器からブラウザで誰でも簡単にVR体験ができるため、VRに馴染みのない多くの方にも新しい形でのさっぽろ雪まつりを体験いただきました。

お問い合わせ:
DOOR
https://door.ntt/

■宮津市観光VRプロモーション

天橋立が観光スポットとして有名な京都府宮津市。コロナ禍により落ち込んだ観光需要の喚起を起こすプロモーションの一環として、VRを活用した新たな魅力発信が行われました。ドローンによる天橋立などの観光名所、伝統産業である丹後ちりめんの生産風景などの360度VR映像や地元グルメ「ぶりしゃぶ」などが集まった180度映像を制作し、パンフレットや2D映像とは異なる臨場感のあるプロモーションコンテンツを提供しました。

NTT XR VR一括制御システムを活用した視聴イベントを実施し、バーチャルならではの没入感やリアルではありえない視点での観光を体験いただきました。

お問い合わせ:
NTTラーニングシステムズ
https://ma.nttls.co.jp/public/application/add/209

■VRを使った未来の物産展 from 青森

各地の産物を紹介する物産展は、地域の魅力をアピールする場、現地に行かなくても地域の産物を楽しめる場として人気のイベントです。しかし、地域と離れた場所で行われる物産展は出店事業者にとって長距離移動や出店コストなどの負担が課題となっていました。

こうした課題に対して、東日本旅客鉄道株式会社、JR東日本スタートアップ株式会社、株式会社ABALおよび株式会社NTTドコモは、VR技術と5Gを活用した未来の物産展の仕組み「Hybrid Retail Platform」を活用し、観光・物産・食をVR技術で再現することで、地方の魅力を体験できる新しい形態の物産展を開催しました。

青森県の観光名所をVR空間に再現し、遠隔地にいる販売員からVR空間上で接客を受けながら地産品やご当地グルメを選ぶ体験により、実際に現地を訪れているような観光やショッピング体験を実現しました。

JR東京駅「JAPAN RAIL CAFE」内特設コーナーでVRを体験いただいた後、特設コーナー内で、VR空間上で選んだ商品の受け取りやその場での飲食をお楽しみいただきました。

※「Hybrid Retail Platform」はABAL(R)システムを基盤としています。

お問い合わせ:
NTTドコモ
https://dbm.smt.docomo.ne.jp/corpbiz/bizinquiry_input.html

AR/MRの活用で新たな観光体験

ここまでバーチャルを活用した事例を紹介してきましたが、バーチャルとリアルが融合した新たな体験も広がっています。

■XR City

XR Cityはデジタルと現実世界が融合した新しい世界を体験できる新感覚街遊びARサービスです。特定のスポットで、専用アプリ「XR City」をダウンロードしたスマートフォンをかざすと、その場所に合ったARコンテンツが表示されます。

SNS映えする写真・動画が撮影できる「ARフィルター」、リアル脱出ゲームで人気のSCRAPとコラボした「謎解きコンテンツ」をはじめとした、様々なコンテンツが全国各地で体験できます。

このような新たなコンテンツにより、外出がより楽しく・便利に・おトクになる体験を提供することで、エリアへの集客や回遊性を高め、購買を支援します。また、アプリで取得したユーザーのデータを分析することで、各種マーケティング施策にご活用いただけます。これまでにない「新しいデジタルな街」づくりによる地域活性化に貢献します。

※「リアル脱出ゲーム」は、株式会社SCRAPの登録商標です。

お問い合わせ:
「XR City」公式Webサイト 法人向けページ
https://xrcity.docomo.ne.jp/corporation/

導入エリアの事例:
「XR City」公式Webサイト エリア一覧ページ
https://xrcity.docomo.ne.jp/area/

■XRで会場現地と遠隔から未来の都市生活を体験

最後に、リアル空間とデジタル情報を融合させた事例として、森ビル株式会社が管理・運営する「お台場 ヴィーナスフォート」において行われた、ショッピングモール内での回遊性やショッピングの体験価値を高めるための実証実験をご紹介します。

本実証実験ではヴィーナスフォートを舞台に、タブレットやARヘッドセットを介してバーチャル広告やナビゲーション、ゲームコンテンツを提供しました。

現地でのAR体験と、遠隔地からのパソコンやVR機器を介したVR体験を融合させ、現地の来場者とバーチャルの参加者が一緒にゲーム内でドラゴンを倒すといった新たな"XR体験"を実現しました。

移動やイベントの制限などは緩和されつつありますが、まだ先行きが見通せない状況が続いています。

NTT XRは、XR技術を活用した新たな観光体験の創出をサポートいたします!

NTT XRとは

NTTグループが開発・提供する、
VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などのXR(Extended Reality)を活用した技術です。
リアルとバーチャルをシームレスにつなぎ、あらゆる限界を超えていく。
NTT XRが、メタバース社会をけん引していきます。