最終更新日:2022年5月12日
モバイル通信収入の減が見込まれる中、2022年度ドコモグループはどのように増収増益を実現するのか。
コンシューマ通信事業は顧客基盤の拡大やチャネル改革などにより減益を最小限にとどめるとともに、法人事業でのドコモ・コムの営業体制統合、モバイル・クラウド・ソリューション等の強化による収益拡大や、スマートライフ事業での会員基盤を活用したマーケティングソリューションや金融・決済の成長を図り増収増益をめざす。
データとLtd.でグローバル事業を統合するとの発表があったがその目的について教えて欲しい。
更なる事業拡大に向け、グローバル人材結集等によるグローバルガバナンスの強化とビジネスユーザ向けグローバル事業能力の強化を図っていく。データの"つくる力"とLtd.の"つなぐ力"を組み合わせ、新たな競争優位性を獲得し、お客さまや社会に新たな価値を提供していく。
2023年度EPS370円の目標達成に向けた今後の戦略や施策について教えて欲しい。
ドコモは、コム・コムウェアとの統合によるシナジー効果を2023年度1,000億円創出すべく取組んでおり、2022年度は、法人事業における営業機能の統合・強化やぷらら統合による映像サービスの強化などにより約300億円のシナジー効果を見込む。東西は、光純増や地域活性化推進等による増収、DX推進等のコスト削減に取組むとともに、データは、グローバル事業統合を契機に、海外事業の更なる拡大・利益増に取組んでいく。
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